プロジェクト・セルポの真偽はいかに?
私たちには正体の知れない宇宙人ですが、惑星セルポでの彼らの生活の話を聞いて、だんだん身近に感じてきたのではないでしょうか?
スピルバーグは、プロジェクト・セルポを知っていた?
スピルバーグ監督の映画「未知との遭遇(1977年)」のラストシーンでは、男性10名と女性2名の12名が宇宙船に乗り込んでいます。
これは惑星セルポに行ったメンバーたちと、人数も男女比も同じです。スピルバーグ監督は、この映画をSFではなく、科学的事実(サイエンス・ファクト)と呼んでいたそうです。
ちなみに、映画を見たレーガン元大統領は、「あなたは、これがどれだけ現実に近いか知らないでしょう」と、そっとスピルバーグ監督に耳打ちしたそうです。
事実としては、スピルバーグ監督はプロジェクト・セルポの情報を知っていて、映画のシナリオに組み込んだのかもしれません。
映画「コンタクト」の原作者は、プロジェクト・セルポに直接関わっていた!
また、プロジェクト・セルポの最終報告書は、カール・セーガン博士とともに1980年に書かれたのだそうです。
実は、セーガン博士はこのプロジェクトに関わったことで得られた知識を元にして、1985年のベストセラー「コンタクト」を書いたのだ信じている、と情報をリークした元職員は述べています。
小説は映画化されて、ジョディ・フォスター主演の映画「コンタクト(1997年)」になっています。これは非常におもしろいです。
この映画は、NASAから宇宙人たちの情報を得ているのではないか?と噂されていましたが、原作者がプロジェクト・セルポに直接関わっていたとは知りませんでした!
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宇宙に思いを馳せて生きる
プロジェクト・セルポは、元米政府の職員を名乗る人物が流したリーク情報なので、実際のところ、どこまでが本当の話なのか定かではありません。
ただ、地球から37光年も離れた星で、イーブ人たちが日常生活を送っている様子を思い浮かべると、不思議な気持ちになりませんか?
地球の中の「日本」という小さな島国の中で、あくせくと生きている今の自分の姿が小さく見えてきます。
オカルトの世界は、現実逃避と言われることがありますが、実際には逆なのだと思います。宇宙や未知の世界という、もっと大きな世界から現実を見ているのです。
狭い現実の世界だけを見つめて生きているよりも、本当は、圧倒的に視野が広いわけです。
惑星セルポに行ったまま地球に帰還しなかった2名は、広い宇宙に飛び出して、今までのちっぽけな人生観が、ガラリと変わってしまったに違いありません。
今の時代を生きる私たちが、他の惑星に移り住む機会はまずないでしょうが、広い宇宙に思いを馳せることはできます。
その宇宙から、今の自分を見つめるような気持ちで生きたならば、小さな問題で悩んでいることが馬鹿らしくなってくるのではないでしょうか?