TR-3Bアストラの元の画像の出所は?
そもそも、なぜこのようなTR-3Bアストラのフェイク写真が出回ったのでしょうか?
『「新」怪奇現象41の真相』によると、写真の出所は「オリオン陰謀(The Orion Conspiracy)」という、ショートムービーのようです。
こちらの作品の中で、TR-3Bのイメージ画像として使用されていたものが、その写真だけネットで一人歩きをしてしまい、TR-3Bアストラの衝撃画像として広まってしまったのが真相のようです。
これはネットでは、よくあることですね。
ちなみに、「オリオン陰謀」のショートムービーは現在、YouTubeでも見られますので、興味のある方はご覧ください。下記に日本語訳付の動画を張っておきます。
「オリオン陰謀」ショートムービー
「オリオン陰謀」は、フランソワ・オルソーと名乗る調査機関の責任者が、首相、国防大臣、将軍を前にして、現在のUFOテクノロジーについて報告するという設定です。
前半だけでも、巨人族、ナチス、ピラミッド、UFO…と、オカルト的に濃い内容が、ポンポンと飛び出して来ます。
The Orion Conspiracy1
The Orion Conspiracy2
TR-3Bアストラは、ナチスから受け継いだテクノロジー?
この「オリオン陰謀」のショートムービーによると、最初にナチスが古代にあったUFOテクノロジーの復元を手掛け、その後、テクノロジーの開発は米国に受け継がれたという話になっています。
TR-3Bアストラは、その産物(米国が完成させた地球製UFO)であるこという説明になっています。
しかし、超古代文明やUFOの存在を隠しておきたい米政府は、それらが空想の産物であることを印象付けるために、巧妙な情報操作を行っているという内容です。
どこまで本気で製作しているのか分かりませんが、陰謀論の話が好きな人には楽しめる内容だと思います。ナチスが超古代文明に興味を持ち、今では忘れ去られた高度なテクノロジーを探究していたというのは本当の話です。
ただ、陰謀論を主張する目的で製作されたショートムービーだと思うのですが、その中の一枚の画像が一人歩きしてしまい、「やはりTR-3Bアストラなど存在しないのだ」という印象を植え付けてしまう皮肉な結果になってしまったかもしれません。
今回のTR-3Bアストラの画像の出所は、『オリオン陰謀』というショートムービーという結論にはなりますが、だからといって、この画像一枚でTR-3Bアストラの存在を否定されてしまうのならば、残念ですね。
目撃数の多さから言っても、米国がTR-3Bのような地球製UFOの製造に着手していても、不思議ではないと思います。