なぜツチノコは捕獲されないのか?
ツチノコの目撃例は、北海道と奄美、沖縄を除く日本全国にあり、昔から目撃情報も多いのですが、残念ながら未だにツチノコは捕獲されていません。
現在でもテレビ番組の企画で、ツチノコ捕獲作戦が行われることもありますが、「ツチノコらしき物?」が仕掛けたカメラに撮影されるのが精一杯で、捕獲には成功していません。
だから未確認生物なのですが、実は、ツチノコは日常的に見られているという話もあるのです。
ツチノコは実在している?
オカルト分野の第一人者、並木伸一郎氏の『眠れないほど面白い都市伝説 (王様文庫)』には、ツチノコの実在について興味深い内容が書かれています。
並木氏が山形県の不思議スポットを取材中、同行していた霊能者で知友のSさん(柴俊子さんと思われる)と、ツチノコの話題になったそうです。
以下、Sさんと並木氏の会話を引用します。
Sさん:ツチノコって、ホントはそこらにいるのよね。昔よく見たもの。ワラジみたいに平べったくて、素早いのよ。足があって、チョロッとしたしっぽもあってね。
並木氏:えっ、足があるんですか?
Sさん:そうよ、ちっちゃいのがね
よくペットとして輸入もされているアオジタトカゲが、ツチノコによく似ているといわれる。足もある。だが、姿形・模様が、それとはまったく異なる種だ、とSさんは主張した。
Sさん:今でもきっといると思うなー。場所もまだ残っているし、今度探しにいく?
並木氏:ぜひ!
けっきょく忙しくて、並木氏はSさんとの約束を果たせなかったとのことです。
詳しい場所は書かれていませんが、まだそこに行けば、実在しているツチノコが見られるのではないでしょうか?
ツチノコのミイラが発見された!
生きたツチノコはまだ捕獲されていませんが、2014年10月中旬、ツチノコのミイラらしき骨が発見された!というニュースが飛び込んできました。
骨格を見る限り、本物のツチノコではないかと期待させるものがありますね。
ツチノコが未だに捕獲されていない理由は、人目の付かない山中に生息していて、臆病な性格のためかもしれません。現代の環境の変化で、個体数も少なくなっているのだと思います。
山を歩いていて、いきなりツチノコが出現しても捕獲する道具はありませんし、手掴みするのも怖いですから、なかなか捕まえられるものではないですね。
ただ、今はスマホが普及しており、実在のツチノコが撮影される可能性は、以前よりも高くなっているのではないでしょうか?
ツチノコの正体をオオアオジタトカゲとする説もありますが、ツチノコは縄文時代から目撃されている可能性のある日本で最古のUMAです。
そう簡単に正体を断定しないでほしい気持ちはありますので、近い将来、「ついにツチノコ発見!」のニュースが飛び込んで来ることに期待したいですね。