近年、シャドーピープル(シャドーマン)と呼ばれる謎の存在が話題になっています。
シャドーピープルとは、人間の姿をした暗い影のようなものが現れる怪奇現象です。正体には諸説ありますが、異次元から来た存在とも言われています。
マレーシアで撮影された映像では、駐車場に設置された監視カメラが、車にぶつかるシャドーピープルの姿を捉えていました。
車がシャドーピープルを轢いてしまった!という珍しい映像です。
以下、画像でも確認してみましょう!
シャドーピープルの姿を、写真で確認してみると…
駐車場内を走行している車の前に、突如、シャドーピープルが現れます。走行している車には気付いていないかのように、そのまま歩いています。
シャドーピープルが車に衝突!
シャドーピープルが車に衝突したと思われる瞬間です。この直後、姿が消えてしまいます。
消えたシャドーピープル
何かがぶつかった衝撃を感じたのか、運転手が外に出てきて、車の下を見たり、車の後方を確かめています。
助手席に座っていた人も車から出て来て、辺りを見回していますが何も見つかりません。「人を轢いてしまったーっ!」と焦ったでしょうが、勘違いだと分かってホッとしたと思います。
しかし、「あの影は、いったい何だったんだ?」という恐怖が、あとからじわじわとやって来そうです。
シャドーピープルの正体は?
シャドーピープルは、シャドーマン、シャドーパーソンなどとも呼ばれています。2006年頃からアメリカで話題になり始めており、世界各地で目撃報告が増えています。
明確な人の姿となって現れることは少なく、黒いスモークのように現れたかと思うと、すぐに消えてしまうことが多いようです。
人の気配を感じて、視線を向けた途端に姿が消えてしまった…という経験はありませんか?
普通は「気のせいかな」で終わってしまいますが、ひょっとすると、それはシャドーピープルだったのかもしれません。
但し、そのような気配だけではなく、ピンポンダッシュをしたり、パーティー会場を大股で歩く姿も記録されています。
近年、目撃情報が増えて、シャドーピープルの姿がカメラやビデオでも撮影されるようになったため、謎の存在として注目されるようになりました。
▲2006年9月、ネバダ州の教会で撮影された有名なシャドーピープルの写真
上の写真では、シャドーピープルが教会内を歩いていますが、誰も存在に気付いていません。
シャドーピープルの正体は解明されておらず、UMA(未確認生物や、あるいは、半透明化できる地球外生命体のエイリアンと考える人もいます。
肉眼では姿が見えなくても、人間を殴ったり体当たりしたりなど、物理的な攻撃を加えるシャドーピープルの事例も報告されているためです。
その一方で、幽霊などの三次元以外の存在が、この世に投影されたという説も有力です。目撃者自身の影が幽体離脱したものや、何かしらのエネルギー生命体という説もあります。
ポルターガイストのように、幽霊でも物質的な怪奇現象を起こすこともあるため、シャドーピープルを心霊現象と考えても不思議ではありません。
実際には、心霊現象の場合もあれば、透明化できる能力や技術を持ったエンティティ・エイリアンなどの場合もあるのではないでしょうか?
日本にも「影女」という妖怪がいます!
▲鳥山石燕の妖怪画集『今昔百鬼拾遺』
ちなみに、日本の江戸時代にも、独身男の家に住みついている「影女」という妖怪(上記の絵)がいたそうです。月影に照らされた女の姿の影が、家の障子に映るものとされています。
影の化け物というのは、今に始まったわけではなく、昔からいるわけです。現在よりもさらに科学が進歩すれば、そのような存在も解明できるようになるのかもしれません。