これは2011年、ムバラク大統領の退陣を求める大規模なデモが続く、エジプトの街を撮影した映像です。
夜の街には、真っ赤に燃える火の手が上がり、集まった群衆たちも、非常に興奮している様子が伝わってきます。
その街の様子を、米ニュース専門放送局「MSNBC」が報じているのですが、なんと、その映像に馬に乗った死神が映っているというのです!
馬に乗った死神を確認してみると…
謎の発光体が現れる!
ビデオの1分22秒あたりから、画面中央下に、何やら謎の発光体が現れます。確かに、何者かが馬に跨がっているような姿に見えます。これが死に神ではないか?と言われているのです。
死に神か? それとも天使か?
死に神を乗せた馬が、走って加速していくように見えます。群衆の中に突っ込んで、そのまま天空に飛び去ったかのようです。そして馬が消えた瞬間、新たな火の手が上がったように見えます。
恐ろしい死に神なのでしょうか? それとも、民衆を応援するために現れた光の天使なのでしょうか?
死神の正体は、レンズフレア現象?
激しい暴動が起きている状況なだけに、何とも不気味な映像ですね。但し、あれは死神や天使などではなく、レンズフレア現象だという意見もあります。
レンズフレア現象は、極めて明るい光源がレンズに向けて当てられている時や、画角内に極めて明るい光源が存在する場合に生じる、暗部への光の漏れによる現象です。
レンズフレア現象
でも、この映像を見る限り、レンズフレア現象とは違うのでないでしょうか? ちゃんと意思を持って動いているように見えます。
考えられるとすれば、テレビで放送された映像を、誰かが勝手に編集してネットに拡散したのだと思いますが、真相は不明です。
このデモによる政変は「2011年エジプト革命」と呼ばれていますが、少なくとも850人の死者を出しているそうです。そのためなのか、映像を見て「馬に乗った死神」と表現している記事が多いようです。
エジプトは現在も混乱が続いていますが、近い将来にはエジプトおよび中東地域に恒久的な平和がもたらされて、あれは死神ではなく、正義の光の使者であったのだと願いたいですね。
▲こちらの映像も、あわせてご覧ください。
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