ネッシーの全身を捉えた最新写真! ネス湖の未確認生物ネッシーの正体と、有名な画像・映像の数々

ネッシー最新画像

これはイギリス、スコットランド北部のネス湖で撮影されたネッシーの最新写真です。2016年9月16日付の英国紙『METRO』に報じられています。

遂にネッシーの全身を明確に捉えたか!」と期待させる驚愕の一枚です!

ネッシー(Nessie, Loch Ness Monster)は最も有名な未確認生物(UMA)の一種ですが、過去には捏造写真が多いのも事実です。

今回の写真は、あまりにも明確に写っているので、また後でがっかりさせられる結果になりはしないかと、余計な心配もしてしまいますね。

果たしてこの写真が、ネッシーの存在を証明する世紀の写真になり得るのでしょうか?

Contents

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本物のネッシーを捉えた写真か?

問題のネッシーの写真は、アマチュア写真家のイアン・ブレムナーさん(58歳)が撮影しました。

2016年9月10日の午後、赤鹿を追って、ネス湖の湖畔に車を停めて休憩していると、湖面をのたうつ生物に気付いて、慌てて写真を撮ったのだそうです。

ネッシーの写真を拡大してみると…

ネッシーの最新画像の拡大

頭部はアザラシに似ていますが、後ろに見えているコブ状の背中はアザラシとは異なります

今までのネッシーのイメージとは違い、サーペント(大蛇)タイプの生き物に見えます。ただ、蛇のように胴体を横にうねるのではなく、縦のうねりをしています。

水面を泳ぐ際には、浮力の出る横のうねりのほうが泳ぎやすいと思うのですが、この点が気になりますね。また、大きさを比較できる対象物が写っていないのも残念です。

撮影者のコメント

以下、撮影者のイアンさんのコメントです。

ネス湖だからね、もしかしたら何かがいるんじゃないかって水面を見るもんだろう。

ネス湖でネッシーを見たのは人生で初めてだけど、ネッシーを発見した最初の人が私だというなら、そりゃ素晴らしいことだよ!

ネッシーのこととなると、だいたい眉唾だって感じになるけどね、いまは信じられるさ。

イアンさんの友人たちは「こりゃ三匹のアザラシだな」と笑い飛ばして、イアンさんも、そうかもしれないと思ったすでそうが、今はネッシーの存在を信じているようです。

ぜひ専門家に写真を鑑定してもらいたいものですね。続報を待ちたいと思います。

過去に撮影されたネッシーの有名な写真と映像

過去の有名な写真から話題になった最新の映像まで、今までに撮影されたネッシーの写真と映像をご紹介します。

ネス湖で初めて撮影されたネッシー

初めて撮影されたネッシーの写真

こちらはネス湖で初めてネッシーが撮影されたとされる写真です。1933年3月、ネス湖の近くでホテルを経営していたドナルディナ・マッケイ夫妻が撮影しています。

ネス湖に開通したばかりの湖岸道路を歩いているとき、湖に黒い物体を発見して撮影したそうです。

うがった見方をすれば、マッケイ夫妻はホテルを経営しているので、観光客を呼び込むために捏造写真を撮ったとも考えれます。しかし実際には、撮影した60年後の1993年になって、ようやく写真が初公開されています。

なぜそれまで隠していたのかは不明ですが、まだ当時は現在のようにネッシーで観光客が集まってくるような時代ではなく、世間体を気にしたのかもしれません。

戦前の古いモノクロ写真ではありますが、初めて撮影された写真に、こんなに明確なネッシーの姿が写っていたとするならば驚きですね。

湖岸道路が開通した年に撮影されたネッシーの写真

湖岸道路が開通した年に撮影されたネッシーの写真

全体がぼやけていますが、こちらもネッシー騒動の初期に撮影されたネッシー写真として有名です。

1933年11月、ヒュー・グレイ氏が噂になっているネッシー騒動に駆られ、カメラを持ってネス湖の畔を歩いていると幸運にも撮影できたそうです。

湖岸道路が開通した当時は、まだネッシーも人間への警戒心が薄くて、今よりも頻繁に姿を現していたのでしょうか?

グレイ氏は、ネッシーは丸みを帯びた背中をしており、全身は約12mほどあったと述べています。

外科医の写真のネッシーは捏造だった!

外科医が撮影したとされるネッシーの捏造写真

こちらは、誰もが一度は見たことがある有名なネッシーの写真です。外科医のロバート・ケネス・ウィルソン氏が撮影し、「外科医の写真」とも呼ばれています。

社会的な信頼の高い外科医が撮影したということと(実際には産婦人科医だった)、首長竜のように首をひょっこりと水面から出したインパクの強い構図から、世界的に有名になりました。

しかし、1934年に撮影されてから60年後の1994年に、撮影した人物の関係者の告白によって、捏造写真であったことが判明しています。

ネッシーの写真は、潜水艦のオモチャに、首長竜に似せた首をつけたものを浮かべて撮影したものでした。確かに、波と比較してみると、ネッシーが余りにも小さいことが分かります。

有名な写真が捏造であったという衝撃は大きく、それ以降、ネッシーの存在そのものも疑わしく思われるようになりました。

しかし、事実としては、数あるネッシーの目撃証言や写真の中で、そのうちの一枚の写真が捏造であったことが判明したに過ぎないのです。

3つのコブがあるネッシー

3つのコブがあるネッシーの写真

こちらは1951年、ラクラン・スチュアー氏が撮影したネッシーの写真です。3つのコブが並んでいるのが特徴で、冒頭で紹介した写真と似ています。

こちらもサーペント(大蛇)タイプの生き物ではないか?とも言われています。

しかし、その一方で、実は撮影場所は浅い場所であり、防水シートで覆われた3つの干し草の俵という情報もあります。

1999年に亡くなった地元の著述家リチャード・フレール氏は、ラクラン・スチュアート氏が偽造写真を撮影するために現場で作業している様子を目撃していたという、かなり具体的な証言もあるようです。

誰かの証言や告白があっても、そちらのほうが人を陥れるための偽証であったり、何者かが真実を隠蔽しようとしている可能性もあるのですが、この写真の場合は、やはり「3つの干し草の俵」なのでしょうか?

1960年に撮影されたネッシーの映像

こちらはディンスデール・フィルム(1960年4月23日撮影)と呼ばれる古いネッシーの映像です。不鮮明ですが、ネッシーらしき巨大生物が泳いでいる姿が確認できます。

船という見解もあるのですが、どうでしょうか? 仮に、先頭に見えているのが船で、胴体の部分が航跡だとすると、ちょっと不自然なバランスに見えます。航跡の波が大きすぎるのですね。

そもそも、船かどうかの識別くらいは、撮影時に肉眼で分かったのではないでしょうか?

至近距離で撮影されたネッシーの写真

至近距離で撮影されたネッシーの写真

こちらは1960年5月27日早朝、博物学者のピーター・オコンナー博士が至近距離で撮影したネッシーの写真です。個人的には注目している写真です。

オコンナー博士は、ショットガン、銛、水中ライフルと爆弾で武装した数人の男性たちと一緒に、決死の覚悟でネッシーの捕獲まで試みたそうなので、偶然に捉えた写真ではありません。

博士はトイレに行く途中、キャンプから百メートルを歩いた地点のSlipping Rapidly岬上で、ネッシーの存在に気付きました。

念のためにカメラだけは持っていたので、水が腰に到達する距離まで近寄って撮影したそうです。

ネッシーは一般的にイメージされている首長竜タイプの生き物ではなく、今までの目撃証言からしても、巨大な亀やカタツムリのような姿に近い生き物かもしれないと考えています。

この写真も甲羅のような胴体から、細長い首が伸びていますね。もしもトイレに行くときに博士が武器も持っ行ったならば、ひょっとするとネッシーを捕獲することができたのでしょうか?

ネッシーの捕獲を試みて撮影したというストーリーには怪しさも臭いますが、写真には妙に生々しい生命感があるので、本物であってほしいと願う一枚です。

ボストン科学アカデミーが撮影したネッシーの全身写真

ボストン科学アカデミーが撮影したネッシーのヒレ

ボストン科学アカデミーが撮影したネッシーの全身

こちらは1972年(写真上)と1975年(写真下)に、ロバート・ラインズ博士のボストン応用科学アカデミー研究チームが撮影したネッシーの水中写真です。

1972年の写真は、ネッシーのヒレを捉えたものとされています。少し分かりづらいですが、写真の左側が胴体で、右側に写っているのは胸ヒレの一枚ではないかと思われます。

その後、1975年の撮影では、長い首を持ったネッシーの全身が写されています。世界中の注目を集めた一枚です。

マサチューセッツ工科大学の海洋工学部の専門家たちは、この写真を分析して、約6mの生き物と推測しています。

ネス湖は水質が濁っているために水中での撮影は難しいのですが、ソナー(音波探知機)とストロボスコープ式の水中カメラで撮影されているため、このような写真の撮影が可能になっています。

後述しますが、この写真のネッシーの姿は、2億8千年前の古代に絶滅した「タモンストラム・グレガリウム(トゥリモンストゥルム)」に似ていると言われています。

1970年代に撮影された疑惑のネッシー

フランク・サ―ル氏が撮影したネッシーの写真

こちらは1970年代に、フランク・サ―ル氏が撮影した写真です。いかにもネッシー!という写真ですが、それだけに捏造説も強いようです。

口の開き方が、いかにもオモチャのようにパカッと開いていて、体のバランスも悪い感じがしますね。フランク・サ―ル氏は、他にも複数の写真を撮影しています。もしも本物ならば、貴重な写真なのですが…。

観光船の運転手が撮影したネッシーの写真

観光船の運転手が撮影したネッシーの写真

観光船の運転手が撮影したネッシーの拡大写真

こちらは2010年、地元の観光船の運転手ジョージ・エドワードさんが撮影した写真です。

背景には、アーカート城(Urquhart Castle)が写っています。ネス湖でも、この辺りはよくネッシーが出現すると言われている場所になります。

専門家が写真を調べてみた結果、正体は分かりませんでしたが、「巨大な生物であることに間違いない」という結論に至っています。

ネス湖の巨大生物と言えばネッシーですから、「これはネッシーである」と言っているも同然ではないでしょうか?

写真を拡大して見ると、水面に顔を出したネッシーの頭部、もしくは背中のコブのように見えます。

英テレビ局が報道した白いネッシー

英テレビ局が報道した白いネッシーの画像

こちらは2010年11月30日、イギリスのテレビ局STV(スコティッシュ・テレビジョン)の番組で報道されたネッシーです。

造園設計家のリチャード・プレストン氏が、ネス湖の北東岸にあるアルドゥリー城(Aldourie Castle)で仕事をしていた時、奇妙な物体が湖に浮かんでいるのを発見し、すぐさまシャッターを切ったのだそうです。

その時、湖には波もボートもなく、しばらくしてその物体は湖に消えたと証言しています。それが本当ならば、ボートなどの物体ではなく、ネッシーのような巨大モンスターの可能性が期待できる一枚です。

今までの写真とは異なり、白いコブのようなものが3つ並んでいます。白色(アルビノ)のネッシーがいるのか、それとも別種なのか興味深いですね。

背景の家屋と比べると、全長はかなり大きいのではないでしょうか?

アップル社の地図アプリに、巨大生物の姿が!

アップル社の地図アプリのネス湖に写った巨大生物

アップル社の地図アプリのネス湖に写った巨大生物の拡大写真

こちらはアップル社の地図アプリで、ネス湖に写っていた巨大生物と思われる写真です。2014年4月に報道されて話題になりました。

しかし衛星写真では、船などの動く物体が写真から消えてしまう場合が多々あるらしく、正体は船の航跡だとも言われています。

写真だけを見ると、やはり巨大魚のように見えるので、航跡だと言われてもスッキリしませんね。

水中ソナーが10mのネッシーを捉えた?

ソナーに写されたネッシー

こちらは英国の『Daily Mail Online』の2012年4月20日に掲載されたネッシーのソナー画像です。

マーカス・アトキンス氏がボートを操船中にソナーで発見しました。場所はネス湖のアーカート城の近辺になります。

水深23mの場所に、長さ10m以上、幅が1.5mの動く物体が、2分間見えていたそうです。もしもそのような生き物が写っていたとすれば、ネッシー以外には考えられませんね。

動物性プランクトンの集合体や水草ではないかとの異論の声もありますが、視界3m程度しかない濁ったネス湖の水質を考えると、水深23mの水域には太陽光が届いていないと思います。

そこに10m以上もの長さに及ぶプランクトンの集合体や、水草の群生が存在しているというのは、ちょっと考えにくいのではないでしょうか?

動く物体が、2分間見えていた」ということは、その後に移動したということですから、少なくとも水草ではありませんね。

水中ソナーがネッシーを捉えていた可能性は、十分にあるのではないでしょうか?

ネス湖の水深180mに首の長い物体?

ネス湖の湖底でソナーが捉えた首の長い物体

ノルウェーの海洋調査会社「コングスベルグ海上」の無人探査機が、ネス湖の水深180mに首の長い物体をソナーで捉えて話題になりました。

画像を見ると、自然の造形物にしては不自然な姿をしており、ネッシーの期待が否応にも高まります。

しかし、スコットランド政府観光庁は「ネッシーのような形だが、怪物の死骸ではない。沈んだ模型と思われる」と声明を出しました。

実は、ビリー・ワイルダー監督の1970年の映画「シャーロック・ホームズの冒険」の撮影に使われたネッシーの模型であったようです。

監督の指示により、模型の背中のコブを取り除いたところ、そこから水が浸入してしまい、撮影場所に向かう途中に沈没してしまったそうです。

それがソナーに写っていたネッシーらしき物体の正体でした。期待させておいて、がっかりではありますが、こうして一つ謎が解明されたのは良いことだと思います。

「シャーロック・ホームズの冒険」の撮影に使われたネッシーの模型

「シャーロック・ホームズの冒険」の撮影に使われたネッシーの模型

ネッシーの登場シーンはその後、新しく製作した首だけを用いて、スタジオの仮設プールで撮影したとのことです

ちなみに、ネス湖の湖底には他にも、第2次大戦時に墜落した爆撃機、100年前の釣り船、競艇用ボートなどの残骸も見つかっているそうです。

ネッシーを捉えた最新動画?

水面から首を出しているネッシー

こちらは2014年11月9日に公開された動画です。湖面にネッシーの首らしきものが出ているのが確認できます。

動画を撮影したリチャード・コリスさんは、ネス湖の湖畔をドライブしていた際、水面に浮かぶ何かを発見したため、携帯電話で動画を撮影したとのことです。

残念ながら画質が悪く、被写体も小さいので、ちょっと消化不良の動画です。

日本でのネッシー・ブームは熱かった!

日本で最も有名なUMAは、ビッグフットと並んで、やはりネッシーではないでしょうか? 恐竜の生き残りのような姿からして、ロマンを掻き立てられるのだと思います。

最近はあまり話題に上ることも少なくはなりましたが、1970年代には、あの石原慎太郎氏もネッシーの探索に出掛けるほどの大人気でした。

1960年代の少年漫画誌で、ネッシーが広く認知される

ネッシーを見た初めての目撃情報は非常に古くて、西暦565年頃になります。アイルランド出身の聖職者コルンバが、キリスト教の布教活動として訪れたネス湖で、大きな怪物を目撃したと書物に記録されています。

近年でのネッシーの目撃報道は、ネス湖の湖岸道路が開通した1933年以降となります。

それまでネス湖は森林に塞がれていましたが、湖岸に道路が開通したために、ネッシーの目撃情報が一気に増えたのです。また、この頃からカメラが普及し始めたこともあり、ネッシーの写真も多く撮られるようになりました。

日本では、1960年代の少年漫画誌に「実在するかもしれない怪獣」としてネッシーが紹介されてから、広く認知されていきました。

ウルトラマン 怪獣ジラース

ちなみに、『ウルトラマン』に登場する「ジラース」と呼ばれる怪獣は、元々はネス湖の恐竜の生き残りという設定になっています。

ジラースはネッシーと言うよりも、ゴジラの着ぐるみにエリマキをつけた怪獣であり、エリマキがなかったらゴジラそのものです。

石原慎太郎氏も、ネッシーの探索を決行していた!

ネッシー探索をする石原慎太郎の新聞記事

1970年代になると、日本に空前のオカルトブームが到来し、1973年には、なんと元東京都知事の石原慎太郎氏がネス湖を実際に訪れて、ネッシーを探したことがあります。

しかも、それは石原慎太郎氏が参議院の国会議員だった時なのです。石原氏は、「国際ネッシー探検隊」の隊長となり、総費用2億円もの予算を費やして7週間の期間、ネッシーを捜索したというから、さらに驚きです。

石原氏は、ネス湖に高圧電流を流して生物を気絶させるという、ネス湖の生態系を損ねるような作戦を取りました。

しかし、イギリスではネッシーは聖なる生き物(Saint Animal)としても崇められている存在であり、石原氏らの行為は現地のマスコミから批判された挙げ句、結局はネッシーの発見には至りませんでした

今の時代に、国会議員が大金を使ってそんなことをやったら、とても世間が許してくれそうにありませんね。ある意味、日本の70年代は、やったもん勝ちの熱い時代だったのかもしれません。

センセーションを巻き起こしたニューネッシー

ニュージーランド沖で引き揚げられたニューネッシー

1977年4月25日、世界中を驚かせるニュースが飛び込んできました。日本大洋漁業のトロール船「瑞洋丸(ずいようまる)」が、ニュージーランド沖で腐乱した巨大生物を引き揚げたのです。

この腐乱した死骸は、「ニューネッシー」として日本の報道でも大きく取り上げられて、一大センセーションを巻き起こしました。

発見された場所は、ネス湖とは全く場所が異なるので、もちろんネッシーではありません。それでも強引にニューネッシーと名付けてしまうほど、日本ではネッシーの知名度が高かったことが覗われます。

日本版ネッシーとして話題になった池田湖の「イッシー」、屈斜路湖の「クッシー」なども、ネッシーから派生した呼び名であることは言うまでもありません。

写真の骨格を見ると、頭があり、長い首を持ち、大きな胸ヒレを確認することができます。重さは1.8tもあり、生きていた時にはもっと大きかったわけです。

確かに、ネッシーのような大型の未確認生物か、あるいは首長竜の生き残りを期待させる大きなインパクトがあります。

しかし、一度は引き揚げてみたものの、腐敗してあまりにも臭かったため、他の魚に臭いが移るのを嫌がった船長の指示によって、海に捨てられています。もしも何かしらの未確認生物であったならば、魚よりもよほどお金になったと思うのですが、もったいないことをしました。

現在では、持ち帰った死骸のヒレ部分の物質や、海洋ほ乳類のレントゲン写真などと比較して分析してみた結果、ほぼウバザメの死骸に間違いないとの見解が有力になっています。

とはいえ、決定的な証拠は海に捨てられてしまったので、今でも未確認生物を紹介した書籍などでは、ニューネッシーが紹介されることが多いです。やはり日本人はネッシーのような巨大生物が大好きなのですね。

ニューネッシーの正体と思われるウバザメ

現在、ニューネッシーの正体とされる「ウバザメ」の写真です。ウバザメはジンベエザメに次いで、すべての魚類の中で2番目に大きい種とされています。

確認されている中で最大の個体は、1851年にカナダ・ファンディ湾のニシン漁の網にかかったウバザメで、全長は12.27m、体重は16tもありました。

確かに巨大生物に間違いないですが、写真だけを見ると、ニューネッシーの死骸の写真とはちょっと違う気もするのですが、どうなんでしょうか?

ネッシーの正体は首長竜なのか?

ネッシー博物館のネッシーのイメージ銅像

写真は、ネス湖畔のネッシー博物館のネッシーのイメージ銅像です。ネッシーと言えば、誰もがこのような恐竜の生き残りのようなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか?

ネッシーは体長10mを超える巨大な未確認生物と推測されていますが、その正体を探っていくと、恐竜の生き残り説だけではなく、様々な説があります。

未だに捕獲されず、死骸も発見されていませんが、ネッシーの正体として考えられている生き物について考察したいと思います。

首長竜プレシオサウルスの生き残り

首長竜プレシオサウルス

ネッシーの正体として、よく言われているのが首長竜プレシオサウルス(Plesiosaurus 中生代三畳紀後期~ジュラ紀前期)の生き残り説です。

UMAファンが一番のロマンを感じるのも、やはりプレシオサウルスなどの恐竜(水生爬虫類)の生き残り説ですね。

但し、プレシオサウルスの体長は2~5mであり、体長10mを超えると言われるネッシーよりも小型です。

プレシオサウルスの生き残りが大型化をしたとも考えられますが、それは時代を逆行している感が否めません。大型の恐竜や巨大サメのメガロドンなども、より小型で俊敏な種族に取って代わられているわけです。

ネス湖は決して魚が豊富とは言えない環境であるので、プレシオサウルスが大型化していく進化は考えにくいと思われます。

首長竜エラスモサウルスの生き残り

ネッシーの正体の有力説・首長竜エラスモサウルス(Elasmosaurus)

首長竜の生き残り説としては、エラスモサウルス(Elasmosaurus)も有力です。中生代白亜紀後期(8,000万年前)の首長竜であり、アメリカ、ロシア、オセアニア、そして日本でも発掘されています。

発見場所からして、北方のやや冷涼な海を好んでいたとも考えられており、スコットランド北部のネス湖にも棲めそうです。餌さえあれば淡水湖でも生息可能でしょう。

プレシオサウルスの体長は2~5mでしたが、エラスモサウルスの体長は14mにも達します。

首の長さは8mもあり、プレシオサウルス類の首の骨が28~44個に対して、エラスモサウルスは72個もあります。体の約半分は首であり、まさに首長竜です。

かなり自在に首を動かせたようなので、濁った水質のネス湖では、動かずに身を隠し、首の動作だけで魚を補食できるのではないでしょうか?

古代生物のトゥリモンストゥルム

トゥリモンストゥルム(Tullimonstrum)

怪獣ハンターのF・W・ホリディ氏や、元シカゴ大学・微生物学教授のロイ・マッカル博士は、ネッシーの正体を「トゥリモンストゥルム(Tullimonstrum)」であるとしています。

トゥリモンストゥルムは、3億700万年前の海に棲息していた古代生物で、「タリモンストラム」や「ターリーモンスター」とも呼ばれています。

姿を見ると、確かにネッシーの姿に似ていますね。しかし、トゥリモンストゥルムの全長は、約10cmしかないのです。

トゥリモンストゥルムは無脊椎動物と考えられていましたが、背骨が発見されたことで脊椎動物だったことが判明しています。

無脊椎動物ならば巨大化する可能性があるそうですが、実際には脊椎動物でした。巨大化してネッシーになった可能性は無さそうです。

そもそもネス湖は、約11,000年前(最終氷期)まで氷河に覆われていたと考えられています。

この説が正しいのならば、古代生物やプレシオサウルスなどの首長竜が、ネス湖に生き残っているという説は考えにくいことになるのですが、学説は覆されるのが常でもあります。

北海からネス川を遡ったチョウザメ

チョウザメ(Acipenseridae)

チョウザメ(Acipenseridae)は、サメの名称になっていますが、実はサメではありません。3億年前から地球上に存在する「古代魚」の仲間であり、キャビアを生む魚として知られています。

オオチョウザメになると、体長6m近くにまで成長し、過去には体長8.6m、体重2,700kgにも達したという記録もあります。

チョウザメの仲間は海魚に分類されることもありますが、産卵のために川を遡上するので、ほとんどの研究者は川魚であると考えています。

ということは、ネス湖のような淡水湖でも生息できるということです。

実際にネス川の河口で、チョウザメが目撃された例もあるのです。北海からネス川を遡ってネス湖に入ったか、あるいは食料にする目的で、人為的にネス湖に放たれた可能性もあります。

アップル社の地図アプリにも、巨大魚のような姿が写されていましたね。

いわゆるネッシーのイメージには遠いですが、ネス湖の巨大生物の正体が、チョウザメの仲間である可能性はあるのではないでしょうか?

ネス湖周辺に生息するヨーロッパオオナマズ

ヨーロッパオオナマズ(Wels catfish)

他に可能性のある魚類としては、ネス湖周辺に生息するヨーロッパオオナマズ(Wels catfish)の説もあります。

成長すると体長4m、体重400kgを超える大型魚です。これは淡水魚としては、オオチョウザメに次ぐ2番目の大きさになります。

但し、ネス湖でのヨーロッパオオナマズの生存は確認されておらず、放流された記録もないそうです。

とはいえ、記録にはなくても誰かが放流した可能性はあるわけですし、鳥にヨーロッパオオナマズの卵がくっついて、ネス湖に運ばれた可能性もあります。

こちらもネッシーという感じではありませんが、ひょっとすると、ヨーロッパオオナマズの見間違えのケースもあるかもしれません。

水浴びをしていたサーカス団の象の誤認

ネッシーの正体は水浴びをしている象?

意外な説ですが、ネッシーの正体は、象の誤認という説もあります。ネッシーの目撃証言が相次いでいた当時、ネス湖でサーカス団の象に水浴びをさせていたことが分かっているそうです。

確かに、イラストのように象の鼻が、ネッシーの首のように見えないこともないですね。象の頭部と背中が水面から出ていれば、ネッシーの背中のコブのようにも見えます。

但し、ネッシーの目撃証言は、ネス湖にサーカス団の象がいた時期に限らず、現在でもあるわけです。

当時、象の誤認というケースもあったのかもしれませんが、これでネッシーの謎解きの全てが解決できるわけではありません

ネス湖に迷い込んだ未知の生物か?

大昔には、ネス湖は北海の一部であり、その時にネス湖に棲みついた未知の生物が、独自の生態系を成しているという見解もあります。

ネッシーは、いわゆる首長竜のような姿ではなく、巨大なカタツムリのような見たこともない姿をしていたという目撃証言もあるのです。

但し、1994年のボーリング調査による地層の詳細探索では、ネス湖の氷河が溶け出した以降に、海水がネス湖に入り込んだ痕跡は皆無なのだそうです。

様々な説を検証してみても、やはり正体不明の未確認生物としか言いようがありません。

それでもネッシーの目撃証言は今現在、分かっているだけで1,081件もあるのです。これらの証言の全てが、捏造や見間違いというのも奇妙なことです。

ネス湖に何かしらの巨大生物が存在している可能性は、捨て切れないのではないでしょうか?

ネッシーの正体が何であれ、そもそもネス湖に巨大生物は棲めるのか?という点についても考えてみたいと思います。

ネス湖に巨大生物は棲めるのか?

ネス湖 Loch-ness

ネス湖は3~4億年前の地殻変動によって形成されたイギリス最大の淡水湖です。長さ35km、幅は約1.8kmの細長い湖であり、氷河によって削られて出来たと考えられています。

他の湖に比べて特筆される点は、ネス湖の平均水深は129mあり、最深部では230mもあることです。海であっても、水深200m以上の海域は深海と呼ばれていますから、これは湖としてはかなり深いです。

このネス湖の深さも、ネッシーのような巨大な未確認生物がいるかもしれないという想像を掻き立てるものがあります。

深い湖でも、巨大生物が棲めるわけではない理由

但し、湖が深ければ巨大生物が棲めるというわけではないというのも事実です。

なぜならば、湖の深部には太陽光が届かないため、植物性プランクトンの光合成ができずに酸欠状態になっているからです。

特にネス湖は、水に泥炭を含んでいるために透明度が低く、肉眼では3m程度の深さまでしか見えません。植物性プランクトンが少ないため、表層よりも下は酸欠状態になっている可能性があります。

また、ネス湖は不凍湖なので凍りませんが、スコットランド北部の高緯度にあるので平均水温は5.5度であり、最高水温でも12~13度にしかなりません。

これはネッシーの餌となる他の魚にとっても過酷な環境でしょう。実際に、ネス湖に生息している魚類の量は少ないそうです。

このため、現在分かっているネス湖の生態系の調査では、体長10m以上の巨大生物は棲めないという考えが主流になっています。

しかし、湖であっても他の条件が加わると、巨大生物も生息できる可能性は出てきます。

それは湖底が海と直接繋がっていたり、湖底から酸素を含んだ湧き水が噴出していたり、あるいは、酸素を湖底まで運ぶ対流が起きていたりする場合などです。

ネス湖に巨大なクレバスが発見される!

湖固有の環境によって、生態系は大きく変化します。2016年1月19日、イギリスの『The Telegraph』に興味深い記事が掲載されています。

それによると、ネス湖の湖底をソナー測定調査を行ったところ、約270mの深さに達する巨大なクレバス(深い割れ目)の存在が明らかになったそうです。

ネス湖の湖底に巨大なクレバス

従来までは最深部が230mとされていましたが、実際にはもっと深い場所が見つかったわけです。このクレバスがネス湖の生態系に、特別な影響を与えている可能性はないでしょうか?

魚が棲めないと言われていた湖でも、実際に調査してみると、魚が豊富に棲んでいたという例はあります。

いくら過去にソナーや水中カメラを使って湖全体を調査したと言っても、今回のように巨大なクレバスが、新たに発見されることもあるわけです。

広いネス湖の全てを調査し切れているわけではないので、ネッシーのような巨大生物は棲んでいないという結論を出すのは、まだ早いのだと思います。

何かしらの巨大生物が、ネス湖には存在する!

首長竜のようなネッシー像は、1930年代の捏造写真のイメージが、そのまま広まってしまった感があります。

実際にネス湖に棲んでいる巨大生物は、まだ確認されていないだけで、チョウザメやヨーロッパオオナマズなどの既知の生物かもしれません。

あるいは、その亜種や新種として、ネス湖で固有の生態系を持つ未確認生物になっている可能性もあります。

個人的には、圧倒的な目撃証言の多さからして、いわゆるネッシーの姿ではないにしても、ネス湖にはまだ確認されていない巨大生物がいる可能性があるのではないかと考えています。

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これは2009年、米国アラスカ州ディリングハムのヌシュガク・ベイで撮影された、海の水棲UMA「キャディ(Caddy)」と思われる映像です。 キャデ...

▼衝撃の内容に、さすがに驚きました! これが本当ならば、今こそ石原慎太郎氏が全財産を投じてでも、ネス湖の湖底を再調査する価値があります!

『ネッシーの全身を捉えた最新写真! ネス湖の未確認生物ネッシーの正体と、有名な画像・映像の数々』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2016/11/10(木) 16:47:02 ID:a49f6f6e6 返信

    今の時代はドローンがあるから目撃してからすぐに飛ばせればもう少し近くから撮影できそるんじゃないでしょうか。一眼レフカメラにしても凄まじい性能の望遠レンズもあることですし、ネッシーの正体は時間の問題のような気がしますね。

    • 名前:管理人 投稿日:2016/11/11(金) 01:02:12 ID:df22ff342 返信

      ドローンの活用は有効ですね。少なくとも、かつての石原慎太郎氏のように、電気ショックで捕獲する必要はないでしょう。