オゴポゴ(Ogopogo)と呼ばれる未確認生物をご存知でしょうか? カナダのオカナガン湖に棲息すると言われています。
UMAの中でも、オゴポゴは実在する可能性が高い未確認生物(水棲UMA)と考えられています。古くから200件にも及ぶ目撃証言があり、写真やビデオでも撮影されているのです。
上の動画は、その中でも信頼性の高いビデオとされています。なんと水上スキーヤーが湖面にうごめく巨大生物とニアミスを起こすという、衝撃的な場面が捉えられています!
湖面にうごめいている巨大生物は、未確認生物のオゴポゴだったのでしょうか?
実在の可能性が高い未確認生物オゴポゴとは?
実在の可能性が高いと言われている未確認生物は、陸よりも、水棲の生き物のほうが多いように思います。オゴポゴも実在の可能性が高いとされていますが、どのような未確認生物なのでしょうか?
未確認生物オゴポゴは切手にもなっている
未確認生物オゴポゴは、カナダ政府が発行した切手(上イラスト)にも描かれています。切手にもなるくらい、カナダでは有名な未確認生物なのです。
この点からも、実在の可能性が期待されているUMAであることが、分かるのではないでしょうか?
日本でも、ゲゲゲの鬼太郎や妖怪ウォッチの切手は発行されていますが、未確認生物のイッシーやツチノコなどの切手はありませんね? もしもあったら教えてください。
さらに、オゴポゴは未確認生物にも拘わらず、1989年に国の保護指定動物まで受けているのですから、驚きです。そんなUMAは、世界でもオゴポゴくらいでしょう。
オゴポゴは巨大蛇タイプの未確認生物か?
上記の写真は、湖畔にあるオゴポゴのオブジェです。オゴポゴの推定体長は、目撃証言からして約5~20mと言われています。巨大水棲UMAの平均的なサイズですね。
オゴポゴは、背中にコブがあり、体は緑色でチョコレート色の斑点があると言われています。ネッシーのような首長竜タイプのUMAではなく、オゴポゴは巨大蛇タイプのUMAのようです。
60cmほどの大きさの頭部は、山羊か馬に似ているとされています。同じく、下のイラストのカナダの水棲UMAキャディも、馬のような頭部を持っていると言われています。
偶然なのか分かりませんが、容姿が似ていますね。オゴポゴもキャディも、実在の可能性が高い未確認生物と言われていますが、このような種類の巨大生物が本当にいるのかもしれません。
但し、キャディの棲息場所は湖ではなく、バンクーバー島の沖合などで目撃されているので、キャディは海洋生物と考えられます。
巨大生物オゴポゴは、カナダのオカナガン湖に棲息
オゴポゴの棲息地と言われているのは、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるオカナガン湖(Lake Okanagan) です。南北に長く伸びた景観の美しい湖で、多くの人々が訪れる観光地になっています。
オカナガン湖の総面積は351km2もあり、平均水深で76mあります。最大水深は232mあり、これはネッシーが棲むとされるネス湖とほぼ同程度です。しかしオカナガン湖の面積は、ネス湖の6倍以上もあります。
オカナガン湖は緯度的には寒い地域に属しますが、夏期には人間が泳げるほどの水温にもなります。また、湖には肉食魚のブラックバスも棲息していることから、小魚などの餌も豊富にありそうです。
オカナガン湖は、オゴポゴのような巨大生物が棲息できる条件を満たしているのではないしょうか?
オゴポゴの目撃数は、UMAの中でも突出
オゴポゴの最初の目撃報告は、1872年になります。オカナガン湖を航行中の蒸気船上から、スーザン・アリソン氏が、オゴポゴらしき怪物を目撃しています。当時はまだ名称がなく、「謎の怪物」とされています。
その後、1926年にジョン・L・ローギー氏が目撃し、「7mほどの棒状の体で、頭部は50~60cm、羊のような顔をした巨大生物」という証言をしています。これが現代に伝わるオゴポゴのイメージとして確定したようです。
それ以降も、現在までに200件以上の目撃報告が続いています。これはUMAの中でも突出した目撃数です。
また、オゴポゴは写真やビデオでも数多く撮影されており、その実績と信頼性は、ネッシーを軽く超えているのではないでしょうか?
しかし、オゴポゴは目撃数が多く、実在の可能性が高い未確認生物と言われながら、「オゴポゴ」という冴えない名前が良くなかったのか、日本ではUMAファンにしか馴染みがありませんね。
でも、次ページの写真とビデオをご覧ください。「やはり実在するUMAではないか?」と思えてきます。